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フリーランスのシステムエンジニアとして独立!退職前にしておく準備とは?

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会社員のうちにしておくこと

会社員のうちにしておくこと


不安定な収入になる前に金銭が絡む契約を

会社員からフリーランスのシステムエンジニアになる場合には、後から困らないようにあらかじめやっておくべきことがあります。ここで紹介するものは全員が必ずやっておかなければならないというものではありませんが、なるべく手を付けておくことをお勧めします。まずは、クレジットカードの発行や賃貸契約、ローンを組むことなどです。フリーランスは、会社員に比べると、収入が不安定ということがあって社会的な信用があまりありません。例えば賃貸住宅を借りる場合には、家賃を毎月払ってくれる人なのかどうかが非常に重視されます。つまり、フリーランスだと毎月必ず一定の収入が入ってくるわけではないので、借りられないことがあるのです。そのため、このような安定した収入があることが求められるものについては、会社員のうちに手続きを済ませておくことが大事になります。

無駄な時間を作らないためにツール作成を

次に、自社のサイトや名刺などの、独立して仕事をしていく上で必要になる様々なツールの作成もあらかじめしておくと楽になります。フリーランスとして実際に仕事を始めると、どうしても仕事を取ってきてそれを納期までに仕上げるということに時間が取られてしまって、このようなツールの作成にはあまり時間を割くことができません。また、自社サイトなどを作るという行為は仕事ではないため、それによっては収入を得ることができず、労力を無駄に費やしたということになってしまうのです。そのため、会社員として働いているうちに、後からちょっとした赤字を生まないために必要と思われるツールは作っておくようにしましょう。

周りへの宣言をすることも忘れずに

他にも、フリーランスになる前に独立することを周りに伝えておくことも大事です。独立すると口に出すことで、「自分は本当にフリーランスになるのだ」という気持ちを持つことができます。また、独立を宣言することは、周りからの応援を得ることにも繋がります。例えば、「この仕事をやってみませんか」と話を持ちかけられることもあるでしょうし、色々な人と交流して人脈を増やすことができるかもしれません。会社員であれば、勉強会や交流会に参加した時にそこで宣言して周りに知らせるという方法を取ることができます。

退職前に個人事業主の目線で会社を見ること

最後に、独立する前に会社に勤めているからこそできる事前準備として、「事業主の視点で会社全体を見回しておく」というものがあります。個人事業主になるということは、自分が会社を経営するのと同じようなことです。そのため、会社が行っている契約の仕方や資料のフォーマット、利用しているツールなどを事業主の視点で見ておくことは非常に重要になります。「自分が独立したら、今の会社でやっていたこの部分はこうしたい」という考えを持っておくことで、独立してからどうやって仕事をすれば良いかで悩むことが少なくなるのです。

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