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フリーランスのシステムエンジニアは不自由な部分も多い

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意外と不自由

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やるべきことが多い

フリーランスは、案件以外にもさまざまなことを自分でやらなければなりません。フリーランスになると、確定申告はもちろん、毎月の請求書の作成、お金の管理、各方面への挨拶・報告など、こまごまとした事務仕事が発生します。事務作業やこまごまとした作業が苦手な場合、税理士をはじめとした専門職に任せたり、タスク管理ツールを活用したりして時間を有効活用しましょう。
会社員時代は、与えられる仕事をこなせばよかったかもしれません。しかしフリーランスになると、ただ待っていても仕事にはありつけません。そのため、営業活動もしっかり行う必要があります。営業代行に任せる手もありますが、どうしても仕事が受け身になってしまいがちです。自分の手で確実にやりたい仕事を獲得したいのなら、自ら積極的に交流会に参加するなどして顔を広めるべきでしょう。クライアントの中には、スキルはそこそこでいいから、人となりを見て仕事を任せたいという人も多いです。そういうクライアントから信頼を勝ち取れば、継続した案件につながったり、他の依頼者を紹介してもらえる可能性もあります。

公私の区別がつきにくくなる

働く場所や時間の自由度が高いのがフリーランスの魅力ですが、実はここには大きな落とし穴もあります。在宅で仕事を行う場合、朝から晩までズルズルと仕事をしてしまう…という話もよく聞きます。生活リズムが不規則になりがちなので、心身に支障をきたす可能性もあるでしょう。フリーランスのシステムエンジニアとして長期にわたって活躍したいのなら、オンとオフのメリハリをつけた働き方を徹底しましょう。会社員の頃と同じく、勤務時間や顧客対応の時間をきっちりと決めておくと、今後の仕事がやりやすくなります。名刺に稼働時間を記載しておくと、クライアントにもわかりやすいのでおすすめです。

なりたてのころは案件が限られる

フリーランスの魅力として、やりたい仕事が選べることを上げる人は多いです。ただし、これはある程度経験と実績があるフリーランスの話です。フリーランスになりたての頃は、よほどの人脈がない限り、仕事にすらありつけません。クラウドソーシングなどに登録しても、実績がないうちはなかなかやりたい案件や高単価案件にはありつけないでしょう。結果、低単価かつ不利な条件の案件ばかりこなす状況に陥っているフリーランスのシステムエンジニアは多いです。お金を稼ぐことに重きを置くとどうしても負のループに陥りがちなので、自分を安く見積もらず、スキルに見合った案件をこなすことが大事です。

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