フリーランスのシステムエンジニアはモチベーション管理も自己責任

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仕事量の調整は家計にも影響する

会社員からフリーランスになると仕事が与えられるわけではないため、自分から仕事を探しに行かなければなりません。これを見るととても大きなメリットのようにも思えますが、実際には仕事量を調節できることによるデメリットが生じることもあるのです。それが、モチベーションの維持の問題です。何でもそうですが、何かをしようと思った時にはモチベーションを高い状態で維持することが非常に重要になります。フリーランスの中には、仕事をしながら家事や子育てをしている女性もいるでしょうし、フリーの仕事以外にも色々な作業をしなければならない人が多いと思います。そのような生活を送っている人は、生活や他にやるべきことが忙しいのであれば仕事の量を減らすようになるでしょう。これは、フリーランスとして働くからこそできることであり、仕事を減らしたからと言って何か問題になるわけではありません。
しかし、仕事をしなかったら収入がなくなってしまうため、仕事量の調節によって家計が苦しくなることが考えられるのです。仕事をする上では、納期をしっかりと守ってクライアントを困らせないことが重要になります。そのため、仕事量の調節はクライアントに迷惑をかけることには直接つながりませんが、自分の生活が苦しくなるというデメリットがあるということです。

モチベーションを維持できるかが大きな問題

フリーランスシステムエンジニアとして働くことを決めたシステムエンジニアは、どれだけ強い気持ちでフリーに転職するかが重要になります。自分で仕事のスケジュールを組まなければなりませんし、スケジュールはしっかりと納期までにこなすことができるものでなければなりません。つまり、生計を立てなければならないからと言って、とにかく仕事を入れれば良いということにはならないのです。このようなスケジュールの管理も大変ですが、その他にもモチベーションをどう維持するかが難しいという問題もあります。仕事の量が調節できるということは、仕事を一切やらなくなる可能性もあるということです。つまり、強い気持ちをもって仕事を続けようと思う、高いモチベーションをどれだけ維持できるかが勝負だということです。
よく、学生でも自分で勉強できないから塾に行くという人がいますが、フリーランスもこれと同じことが言えます。会社に行けば周りから強制される形で仕事をやらなければなりませんが、フリーランスはそれがなくなります。自分が仕事をしたいかしたくないか、仕事を契約するかしないかは全て自分の判断に委ねられています。フリーランスのシステムエンジニアとしてこれからずっとやっていこうと思っているのであれば、仕事量の調節とモチベーション維持の難しさについて、しっかりと知っておくことが必要なのです。